<医院経営>歯科衛生士が増えたら楽になる?

【或る院長先生との会話】

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※ずっと歯科衛生士を募集していた歯科医院に、新卒の歯科衛生士が2人も入社しました!

私 「院長先生おめでとうございます!待望の歯科衛生士が二人も採用できたんですね!」

院長「そうなんです」

私 「これで楽になりますね!」

院長「実はそうでもなくて、仕事を教えなければいけないので、むしろ以前よりも忙しいんです・・・」

【解説】

よく考えればそうですよね。
クリニックは典型的な労働集約型の産業で、スタッフがどれだけ機敏に動いてくれるかが業績に影響します。
つまり上司や上司の指示なしで動けるスタッフに育つまでは「新人教育」という仕事が受け入れる医院の通常業務にプラスされますので、余計にきつくなります。

当事務所でも新人を受け入れてきましたが、過去の経験上、新人が入ると先輩スタッフの仕事量が1.4倍(通常業務が1+新人教育が0.4)に跳ね上がっています。
会計事務所の場合、新人さんが、自分自身で今日の仕事を組み立てることができるようになってから初めて利益が出始めます。イメージでは1~2年でしょうか。

せっかく時間とコストをかけて仕事を教える訳ですから、ずっと勤めてもらえるようにしたいものですね。

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