<医院人事労務>医療機関で受付スタッフの横領が発覚!【その2】

前回のメルマガでは、まずは「金銭管理にルーズな病院だと思われないように、院長先生が全てのお金を把握する」というお話をしました。今回はその続きです。

「横領されにくい仕組みづくり」について ~後編~

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①スタッフルームのロッカーは各自鍵を掛けるよう注意喚起する
※私が経験したもう1件の横領は、スタッフの財布からお金を盗んでいました。

②患者さんに渡した領収書の控えの合計と窓口収入の額を、(不定期でよいので)院長先生が確認する。

③受付(金銭管理)は一人のスタッフに任せっきりにしない
※実は、今回は二人体制のクリニックでした・・・・

無力感を感じてしまいますが、横領する側が本気でお金を盗もうと考え、業務中に絶えず犯行のタイミングを窺っている場合、正直なところ防ぎようはありません。
ただし上記①~③を意識しながら医院運営を行えば、ほとんどの横領は防げると思います。

決して楽しい話ではないので、あまり深堀りするネタではないかもしれませんが、滅多に触れないタブーな内容なので次回はこのシリーズの最終回として「横領された場合の対処法」についてお話ししますね。
もう少しだけお付き合いください。

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