<医院経営>歯科医院の税務調査事情 傾向と対策を考える

【概要】

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弊所では昨年から5件連続で歯科医院顧問先様に税務調査が入っております。

弊所の歯科医院顧問先様は30件程度であり、開業したばかりの歯科医院や医療法人化されたばかりの歯科医院を除くとかなりの高確率で調査の対象先に選定されていることになります(開業や法人成り3年以内だと大きな税額が発生しないので税務調査にはほとんど来ません)。

感覚値では調査に当たる確率は30%くらいでしょうか?

そしてそのほとんどが撤去冠の売却収入計上漏れについて調査をされている印象を受けております。

【感じること】

あくまでも個人的な推測ですが、撤去冠の買取り業者に税務調査が入り情報が漏れているのではないか?と感じています。

調査官は撤去冠の売却時期と売却金額についてかなり詳しく把握しており、「○年○月○日に撤去冠を売却されましたよね?」 「その時の量は○グラムですよね」「バキュームで吸い込まれた金属の破片はどう処理されているんですか?」等々

なぜ撤去冠についてそこまで詳しいの?と首をかしげるようなことを言ってきます。

私の推測が当たっているかどうかは別として、撤去冠の売却収入の計上漏れは重加算税の対象となりますのでお気を付けくださいね。

ドクターからいただいたご相談の内容について、紹介をさせていただきました。
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