【院長先生からのご質問】
※税理士替えにより最近当事務所とのお付き合いが始まった院長先生からの質問です。
開業以来、税理士事務所との取引はずっとあったのですが、経営に関して特に何のアドバイスもないまま顧問料を払い続けてきました。鶴田さんから見て、当院の財務的な課題は何ですか?
【回答】
次の順番で財務を考えるべきだと思います。
①資金の残高を上げる(運転資金の2か月分又は1,000万円)
まずは資金の残高を切り上げてお金に関するストレスから解放されましょう。
利益を出しながらお金を貯めるのは半年~1年程度時間がかかりますので、むしろ銀行から借りた方が手間が少なくてよいでしょう。。
②資金の残高を維持しつづける
①で手元資金が1,000万円になったとします。
その状態を半年間維持しましょう。
手元に1,000万円ある状態を半年間経験すると、お金があるのが当たり前の状態になるので、残高が1,000万円を下回ると不安に襲われ、残高を維持したいという気持ちが強まってきます。
③資金がもっと増えたら繰上げ返済
手元の資金が1,000万円を超えて増え始めたら、超えた部分を定期的に繰上返済していきます。
最低でも①で借りた分は返していきましょう。
そうすると結果的にノーストレスで資金繰りが改善できます。
経験上、借りたお金であったとしても、手元にお金があると心に余裕ができて気分が大きくなります。
スタッフさんに対して笑顔で接する余裕ができ、「何か食べに行こうか?」、「美味しそうだったからみんなの分も買ってきたよ!」などお金が無かったときには、なかなか言えなかった言葉もすんなり出てきます(笑)
スタッフさんとの食事代なんてたかだか1~2万円に過ぎないのに、お金がないとなかなか言えませんよね。
院長先生に余裕が出ると、職場が明るくなります。
まずは良い人であり続けるために資金残高を高め、そして残高を維持し続けましょう。
①資金の残高を上げる(運転資金の2か月分又は1,000万円)
まずは資金の残高を切り上げてお金に関するストレスから解放されましょう。
利益を出しながらお金を貯めるのは半年~1年程度時間がかかりますので、むしろ銀行から借りた方が手間が少なくてよいでしょう。。
②資金の残高を維持しつづける
①で手元資金が1,000万円になったとします。
その状態を半年間維持しましょう。
手元に1,000万円ある状態を半年間経験すると、お金があるのが当たり前の状態になるので、残高が1,000万円を下回ると不安に襲われ、残高を維持したいという気持ちが強まってきます。
③資金がもっと増えたら繰上げ返済
手元の資金が1,000万円を超えて増え始めたら、超えた部分を定期的に繰上返済していきます。
最低でも①で借りた分は返していきましょう。
そうすると結果的にノーストレスで資金繰りが改善できます。
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まずは良い人であり続けるために資金残高を高め、そして残高を維持し続けましょう。
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