＜医院人事労務＞どうしたら歯科衛生士が採用できるのでしょうか？

【院長先生からのご質問】

1年前から歯科衛生士を募集しているのですが、応募者も少なく採用できる気配が全くありません。

そこで助成金を使って労働環境を整備し、歯科衛生士が働きやすい職場を作り、求職者に対してアピールしていきたいと考えています。
当院でも申請できるものでどのような助成金があるのでしょうか？

【回答】

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現在、女性スタッフが家事と仕事を両立できる取り組みを行った場合、様々な助成金が受け取れるようになっています。
ＨＰで「両立支援等助成金」というワードで検索をしてみてください。


以下、医院で使えそうな助成金を紹介します。


（１）代替要員確保コース →3ヶ月以上の育休取得者の 　代替要員を確保した場合に支給
（２）期間雇用者継続就業支援コース →期間雇用者の育休取得者を 　6ヶ月以上継続して雇用した場合に支給
（３）育休復帰支援プランコース →育休復帰支援プランを作成し、 プランに沿って育休を取得し 職場復帰させた場合に支給 などです。


「大したことをしてるわけでもないのに助成金をもらうのはなんとなく心理的な抵抗があります」という院長先生もおられます。
そのような方は、助成金受給額を従業員さんに支給したらどうかと思っています。
「出産して復職したらお祝い金10万円支給」 などです。
いっそのこと就業規則に定めてもいいかもしれませんね。


また、助成金申請書類の作成は面倒なので社労士さんに頼んだ方がよいと思いますが、経験上、助成金を積極的に薦める社労士さんは少ないので、労働局に相談に行き、該当しそうな助成金があれば社労士さんに申請してもらうという流れのほうがスムーズだと思います。

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