<医院経営>住宅購入の際「現金で一括払い」と「住宅ローン」のどちらが有利なのでしょうか?

【院長先生からのご相談】

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医院経営も軌道に乗り、収支も安定してきたのでそろそろ自宅(3,000万円程度)を購入しようと考えています。
住宅の代金3,000万円のうち2,000万円を自己資金で払い、1,000万円の住宅ローンを組もうと考えていたのですが、銀行員から

「今は金利も団信込みで0.7%と安く、1%を下回ってますし、3,000万円全額で住宅ローンを組んだ方が得ですよ」

とアドバイスされました。どういうことでしょうか?

【回答】

れは住宅ローン控除のことを言っているのでしょうね。
住宅ローン控除とは住宅ローンの年末残高の1%を10年間所得税から引いてくれるという制度です。
3,000万円の住宅ローンを組んだ場合、ざっくりいうと

節税額
3,000万円×1%(=30万円)×10年 =300万円

払う金利
3,000万円×0.7%(=21万円)×10年 =210万円

従って90万円お得

ということだと思います。

2,000万円の自己資金があるとのことですが、住宅ローンを3,000万円組み、10年間の住宅ローン控除の恩恵を受けた後で2,000万円の繰上返済をした方が有利だと思います。

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